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都心を知る、日本を知る。

外国人が東京に対して抱く印象として一番多いのが、未来的な都市、らしい。
電子マネー+携帯を始め最先端技術に裏打ちされた便利な生活、グルメ、ファッション、最先端のショッピングスポット、サブカルチャーの発信地、といったところが、外国人たちに、日本=未来都市東京のイメージをかき立てるらしい。
そしてそういった先端文化の発信地が、六本木からだいたい半径3キロのエリアに集中している。このエリアを訪れる外国人は非常に多い。そのうえ六本木周辺の居住者の3人に1人は外国人だという。おそらくこのエリアが日本でもっとも国際的で、外に開かれている場所かも知れない。テレビの特集でインタビューされたある外国人が、「なぜ六本木が好きなのですか?」という問いに対して、「ここでは、国籍関係なくガイジンはただ、一つのガイジンという国籍のもとまとまることができて、疎外感を全く感じないからだ。」と答えていた。
この現象は、単一民族国家の日本ならではのものだ。ニューヨーク、ロンドン、パリなど他のどの国際都市でも、ガイジンというだけで国籍関係なくたまたま居合わせた見知らぬヒトたちが一つに団結する、という現象は見られないだろう。最先端文化の発信ということ以外にも、これはこれで東京のこのエリアにしかない独特の特徴を作り出している。

大多数の外国人が現在の日本(=Tokyo)に期待する要素のほとんどがこのエリアにある。このエリアを知る事は、外から見て現在進行形の日本とはどういう特徴をもった国か?ということを知る事につながる。逆に、最先端文化に触れずして、外国人に現在の日本を正確に語る事はできない。

この近辺に居を移してから5年になる。もともと夫婦そろって仕事場の近くだから、とそれ以上でもそれ以下でもない理由で居を定めたのだが、海外に行き、外国人から見た日本を強く意識させられる環境で暮らしたせいか、帰国してからは、少しでも暇さえあれば次々に登場する周囲の話題の場所へ足を運び、外から先端カルチャーと呼ばれるものを肌で感じ、普段の生活に取り入れることにした。そしてこのエリアを知ればしるほど、ここは閉じられた日本の中にあって唯一世界に開かれた場所であり、ここを知らずして日本は語れない、という思いがつよくなってくる。

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コメント

日比谷線の遅さはなんとかしてもらいたいと思っています。

投稿: | 2010年5月24日 (月) 23時05分

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