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社内公用語を英語にするということ。

突然、社内のプレゼン資料と会議が英語になった。世界中から優秀な人材を呼び込むためには社内の共通語を英語にする必要があるとのことだった。それでも、心は日本、言葉は英語、らしい。確かに、日本語しか通じないようなメンドクサイ会社には優秀なガイジンはわざわざ入社しようとは思わないだろう。しかしながら、海外の拠点で外国人をマネジメントするためには、価値観の拠り所が必要になる。それが、日本人であるというIdentityだったり、日本の文化だったりするのだろう。グローバル化だ英語だなんだかんだといっても、所詮、海外かぶれしまくって、日本人であるというIdentityを持たない人間は、グローバルで通用する人材にはなれないのかもしれない。何より先に、「日本人であること」に誇りを持つ、ということは世界進出を考える上でのボトムラインなのだろう。(そういや以前、夫とともに外資に勤めていた頃、日本人であることを強く意識させられる状況にあって、一緒にお茶なんか習っちゃったよなぁ。。。)
それにしても、前、トヨタかどっかの会社が社内公用語を英語に切り替えて、仕事の効率が大幅ダウンしたため日本語に戻したって話をきいたことがあるけど、もし、いきなり英語公用語化がここの会社で成功したらスゴいかも。日本人は英語に苦労してるっていうけど、所詮、強いリーダーの号令で会社をあげて全社員一気に走り出しちゃえば、実は英語ごとき何でもなかったんだっていう証明になるからね。

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日本人の世界進出」カテゴリの記事

コメント

実は私もオランダに住んでおり、留学中のブログを拝見し、かなり共感してしまったのでコメントさせていただきました。

「オランダ=ヨーロッパ=素敵」と単純に書いているブログが多い中、かなり冷静にオランダを評価した上で色々な経験が書かれていて(オランダの田舎ぶりや考え方etc...)とても面白く読ませていただきました。

私も、「海外かぶれしまくって、日本人であるというIdentityを持たない人間は、グローバルで通用する人材にはなれないのかもしれない。」にかなり同感です。

日本企業において「必要の無い残業」や「メールなどに必要以上に気を使う」などの習慣も、もとはと言えば「他の人がまだ仕事していれば手伝って早く終らせてあげよう」とか、相手に対する気遣いだったものが、どんどん形式化してしまい、本来の意味を失ってしまっている気がします。

Nijntje さんの様に、語学や海外経験があり、さらに日本人としての誇りを持っている方が、日本の良さを生かしながら、惰性になってしまった習慣の本当の意味を取り戻して、変えていってくださると、日本もまた新しい可能性を見せてくるのでは、と思います。
私も、色々考えさせられました。

ブログをかなり面白く読ませていただいたので、
長々と書いてしまいました。
ご活躍期待しております!

投稿: at | 2010年5月 2日 (日) 23時39分

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