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企業理念、宗教と無宗教のあいだ。

わたしと夫は、ほぼ同じ時期に就職、転職した。
そして新人社員研修でもらってきた、それぞれの会社の企業理念が書かれた冊子を見比べてみた。
夫が勤めるのは超華やかな外資系企業、一方わたしが勤めるのは、世界進出を始めたばかりのドメの日本企業。夫の会社の企業理念の小冊子は超おしゃれ。スマートに英語で書いてあって、きれいな写真で飾られていてデザインが洗練されている。一方わたしの勤める会社の企業理念が書かれた小冊子は、日本語で書かれていて、デザインもなんともイケてない。
でも、書かれている内容はどちらも、「顧客第一」など、ほとんど同じなのである。
それなのに、なぜ、この「企業理念」、外資系企業がやるとそのまま「ふうん」と受け入れられて、日本企業がやると「日本企業的だ」とか、「宗教的だ」とか、「軍隊的だ」とかになってしまうのだろう。
その原因のひとつとして、日本企業のやり方が、なんともダサいからであることが考えられる。この、なんとなく「洗練されていない」「ダサイ」という感覚は世界共通だと思う。人間は、洗練されているものに対しては心地よく感じ警戒しないが、「ダサイ」ものに対しては、なんとなく不安を覚え、警戒するものである。
世界進出を目指すなら、人間本来の警戒心をかき立てるようなダサイものではなく、まず洗練された企業理念の冊子を作ることから始めるべきだと思う。世界に受け入れられるためには、時にはカタチは中身より重要なこともあるのだ。

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コメント

超華やかというのは不同意として、冊子のほかにビデオもありました。


投稿: | 2010年3月14日 (日) 23時40分

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